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高田裕三 梅澤春人 士郎正宗
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登録日:2012/01/21(土) 22 11 06 更新日:2024/01/15 Mon 19 00 37NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 Gファンタジー エニックス オカルト コメディ シスター スクウェア・エニックス 岩佐あきらこ 探偵 漫画 犬神 神父 退魔師 阿佐ヶ谷 阿佐ヶ谷zippy 陰陽師 岩佐あきらこ作のオカルトコメディ漫画作品。「月刊Gファンタジー」(エニックス(現スクウェア・エニックス)刊)にて連載されていた。全11巻。 神話や密教など知識を盛り込み、女神転生シリーズやファイナルファンタジーシリーズのように召喚獣を使役したバトル作品の形式をとってはいるが、個性的なキャラクターにより、非常にコメディ色の強い作品に仕上がっている。 一昔前のオカルトな雰囲気が好きな方はハマる。 ◆あらすじ◆ 東京都杉並区阿佐ヶ谷に拠点を置く東京退魔師組合加盟の退魔師チームの阿佐ヶ谷zippyを中心として、 真面目にバトったり、ギャグやったり、お下劣やったりと色々やる漫画。すっげーいい加減。 ちなみに東京退魔師組合における最強人物は阿佐ヶ谷zippyのメンバーではなく、いかにも江戸っ子といった感じの親父であり、とても退魔師っぽく見えない。 ◆登場人物◆ 《阿佐ヶ谷zippy》 表向きは探偵事務所だが、退魔師の仕事がほとんどメインとなっている。 一応表向きの依頼もちゃんとしていて浮気調査などしてたりもする。 表向きの仕事も退魔師の能力から割と手軽にこなしていて、必要に応じてアフターケア(※という名目の呪殺など)までばっちし。 篠原一樹 「フィラリアじゃねーの?」 一応主人公。必殺技が顔面パンチのハデにファンシーな見習いさん。 ヘタレで熱血漢と主人公属性に元ヤンキー(+元薬中疑惑まで有り)のヒロイン属性ヒーラー属性などよりどりみどりだがイマイチ目立てない。タバコの銘柄はアイシーン。(※未成年です) それでも大半の人物と仲良くなったり謎の人脈を持っていたりと、彼の友好関係が鍵となっていることは多い。 特に烏枢沙摩明王、愛染明王、そしてバロールの化身ジャンと、神仏や魔王といった上位の神格を持つ皆様に妙に好かれる体質を持つ。 嵯峨トオル 「俺の理想は四十歳までに腹上死することだ……」 キャリアはチームNo.1の呪殺が得意な陰陽師。一樹の義兄。 本物の主人公より主人公している何十股もの人妻を囲い、飽きたら捨て、色んな意味で百発百中な円満家庭撃墜王。一人の友達より十人の愛人派。 だが、たった一人の本命(故人)は存在し、その一人息子である一樹の事は命懸けで守ろうとしている。(扱いはかなり雑だが) 基本は見た目通りのクールな男だが、ツチノコ発見を夢見たり、若菜に負けると愚痴が止まらなかったり、余りの業の深さから神の浄化が効かなかったりと、意外にも掴みどころがない。 昔より弱くなっているらしいが、同時に今のトオルより強い恭一郎でも彼を殺せはしないらしい。恐らく一樹に関係しているが具体的な理由は不明。 また、能力は攻撃に特化しているため、治癒能力とかも一応心得はあるものの適正はまるでない。具体的には年単位で継続的にかけ続けてようやく効き目が出るぐらい。 実家が陰陽師の大家なこともあって術者としてはチーム内で一番真っ当であり、更に強力な神器っぽいもの(真偽不明だが強力)も保有している。 タバコはマイルドセブン派で強烈な阪神ファン。 庵原若菜 「有難うユカイな仲間達」 召喚師。探偵事務所所長兼チームリーダー。 チーム唯一の常識人だが、実はトオル程ではないもののナンパ師。トオルの一番の被害者にて唯一の友達。実家はニャントロ星人もビックリな 駄菓子からロケットまで売る世界一節操のない、世界三大珍金持ち庵原財閥。 よく使用する魔物は闇属性のクロウ・クルーワッハ。だが、真逆の属性であるルー・ラヴァーダのブリューナクを即興で召喚する(状況やら立地などの助けもあったが)など、召喚師としてのセンスは高い。 通常の召喚師が、大仰な魔法陣を設営し、多種多様な媒介と召喚のための呪文を唱えて…と幾重にもプロセスを重ねて魔物を使役するのに対し、 トオル曰く「テキトーに異界に手つっこんで、こっちに引っこ抜いてる」と言えるほど様々なプロセスをふっ飛ばしての召喚が可能な自称天才。 (そのためトオル曰く、下手に教わろうとすると自身の才能やら命がけの努力やら修行というものがアホらしくなるらしい) 一応大物を召喚しようとする時は真面目な方法で召喚したりもする。 だが、バロールの報復に恐れるなどかなりのビビり。まあ相手神様だから仕方ない。 トオル共々攻撃性能に偏っている。 タバコはマルボロ(金)で強烈な阪神ファン。 そして、非常に強烈な個性を誇る二人の兄とお約束を愛するいとこを持つ。 服部桐子 「わーかーなーさーま~~~ッ」 探偵事務所事務担当。だが機械は苦手。巨乳。 庵原家に代々仕える忍者の家系で十八番は空蝉の術。霊能力はゼロだが霊的な影響もゼロの特異体質。 その関係で場合によってはトオル達より強いと思われる。 若菜とは兄妹も同然に育ったが、最近はよりにもよってあの武村と仲が良くなりはじめたので若菜様ご立腹。 二人だけの時はなんだか真っ当なラブコメ漫画していてもはや別の漫画になっている。 そして若菜やなんやらの影響で進展がやや遅い辺りもやはりラブコメしている。 二人の姉がおり、二人とも若菜の兄に嫁いでいる。 ちなみに一番上の姉は人妻ながらトオルが「(性的な意味の)食欲が湧かん相手だ」と苦手にしている相手。 《犬神使い》 武村恭一郎 「空気がうまままままま、うまあああああああああああああいい」 いざなぎ流裏太夫の犬神使い。当初は退魔師のテリトリーを荒らしてはストリートファイトをふっかけるかなりラリったキャラだった。 しかし阿佐ヶ谷Zippyと対戦後0.235秒で桐子に一目惚れし、別の方向でラリったキャラに。 バブル末期の好景気に大卒で就職出来ず、時々萌えラリる巨乳スキー。(現在はフリーライター) 実力面では今のトオルや若菜を上回っているらしく、実際二人同時に平然と相手したり、他にも戦闘では困った様子を見せる場面はほぼない。 かなりラリってはいるもののキャラが変わる前からもかなりの愛犬家であり、人工的に犬神を作る武村家を嫌い家を出た。 家を出たのは犬神を作る工程が残酷・武村家がそれを何とも思わないどころかむしろ推奨したり子供に残虐な性質を持つような教育を施すことなどへの反発が大きく、 既に存在する犬神自体は普通に使っている。 そして犬神は本来は悪霊なので、退魔師の間からも犬神使いというだけで忌避されていたりする。 (ちなみに彼は犬神をペットの様に接して良好な関係を築いているために、彼の所持している犬神は命令されなければ邪悪さは殆ど見せない) タバコはセブンスターで広島ファン。 そんな彼も土佐犬にはびびっていた…下に見られると殺されかねないし仕方ないね。 戒狷 「あんたら退魔師のクセに不用意すぎなのよーーーーッ!!!」 武村恭一郎の犬神。 代々武村家の長となるものが受け継ぐ犬神。400年以上も犬神をやっているため、実力はとても高い。性別は雌。種類は雑種らしい。体が大きいことをちょっと気にしている。恭一郎を主としており、その絆は堅い。 恭一郎をよく世話しているかなり出来た犬でたまに暴走した主人を殴ったりもする。 《世田谷Stupid》 ピエール ヘタレな神父。 クロード 喧嘩っ早い神父。 アンリ シスター。 ジャン 見た目はレゲエ男、中身はお子様。魔王バロールの化身。 当初はジャンとしての意識は現れず(子供のころは出ていた)、魔王バロールの意識ばかりが表に出ていたのでよく暴走していた。 これら四人の魂がピエール・キャンデロロの肉体に生まれながら宿し、同居している。 ピエールは異常に腰が低い上に、ピエール以外は自己主張が激しい上にコロコロ人格が変わるせいで、周囲からはキチ〇イと思われて満足に活動出来ていない。 アンリの時は体が男性精神が女性という状態になるのでオカマだとも思われていた。 バロール ジャンを介して現れるケルトの魔王。額に邪眼を持ち、強大な魔力を振るう。 若菜が使役しているクロウ・クルーウァッハとは元々何かの関係(神話からすると恐らく召喚した関係)にあったらしい。 ピエール・クロード・アンリの魂はこのジャン(バロール)に対抗する為に同じ体に送り込んだルー・ラヴァーダの配下である。 何か理由を持って人間界に化身を放ったらしいが、何かする前にまた封印され、伏線回収とかどうとかの前に連載終了した。 ちなみに配下としての記憶は無く、全員がガチのキリスト教徒(ジャンは不明)なので、ルーとか何それ?状態であり本当に混沌とした状態になっている。 《エンドルフィン》 「僕の愛する嵯峨くんに手を出さないでもらえますか~~~♪」 情報屋。エジプトやイスラム系の魔物を主に扱う召喚師。 趣味は嵯峨をからかう事と罵声を浴びる事の嵯峨LOVE人間だが、ホモではないらしい。違いのわかるM。 情報屋としては正確な上に扱う情報の幅が広い為に武村も御用達で面識が深い。 危ない情報はかなりの高額だが、初心者向けの情報は激安。割と適当らしい。 今はエンドルフィンと言う名の魔術関連の輸入雑貨店を営みながら、嵯峨の依頼で情報を集めている。 左目に眼帯のように呪布を張っているが、外すとビームが出る。 人当たりは比較的良く、実際気持ち悪ささえ除けば基本人畜無害なのだが、基本的性質というか行動はドSそのもので嫌いな相手には相当酷いことになる。 《人間以外の登場人物》 烏枢沙摩明王 通称うっちゃん。内山プロデューサーではない。 金剛界曼陀羅の一尊、密教における便所の守護神。一樹の便所掃除の師匠。 普段は清掃員のオッサンの姿で阿佐ヶ谷の便所掃除をしているが、真の姿は六本腕の褐色の肌のイケメン。 仏なだけあって一瞬で阿佐ヶ谷一帯を浄化出来る程強力な力を持つ。 性格も気さくで完全に良い人なのだが明王らしく武闘派でもあり、実は本作の気軽に連絡が取れる人物(?)としては間違いなく最強。 田中さん 阿佐ヶ谷の道路で交通事故にあった自縛霊、一樹の友達。後に彷徨える地縛霊(?)となり、そこから色々あってうっちゃんの部下となる。 悪い人ではないが、車などに轢かれるのが趣味という困った人。 ルー・ラヴァーダ ケルト神話の光の神。バロールの孫。バロールの化身を封印する為に若菜にブリューナクを貸した。 バロール絡みで何かあると人間界に降りてくるが、初登場は女連れの野暮用中なのが見え隠れしており性格は結構嵯峨より。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] どれだけオカルト漫画が作られようとも、未婚の女悪霊達を力士達の四股踏みで除霊させる漫画なんて、これしかないだろうな -- 名無しさん (2019-02-06 23 55 34) 名前 コメント
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登録日:2012/04/07(土) 06 26 47 更新日:2024/05/18 Sat 03 22 53NEW! 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 1972年 80年代テレビアニメ 「これなんだなぁ、キャプテンがみんなを引っ張る力は」 ちばあきお キャプテン 努力 名作 品川さん介入項目 月刊少年ジャンプ 漫画 練習 野球 野球漫画 集英社 『キャプテン』とは、ちばあきお作の漫画。 決して翼は付いてないし、ハーロック艦長のことではないし、「おれは」と名乗っているわけではない。 2017年には「部活系青色ノベルズ」シリーズの一冊として、本作を元に舞台を現代に移した小説が刊行された。著書は山田明氏 【概要】 墨谷二中野球部を舞台に、キャプテンがチームメイトと共に成長していく様を描く野球漫画。 1972年2月号から、『月刊少年ジャンプ』にて連載された。 また1973年には、『週刊少年ジャンプ』にて本作の登場人物が高校野球へ舞台を移した、『プレイボール』が連載された。 2019年から、コージィ城倉氏作で「グランドジャンプむちゃ」で本編のその後を描く「キャプテン2」の連載が開始された。 【特徴】 まずは何と言っても、「努力の漫画」ということであろう。 今でこそリアル志向の野球漫画は多いが、当時は『巨人の星』によって“スポ根漫画”なるジャンルが開拓され、更に『侍ジャイアンツ』、『ドカベン』などが連載開始と、超人的キャラクターや、魔球・特殊打法が登場する野球漫画の全盛期であった(もちろんこれらが名作であることに変わりはない)。 そんな中登場したのが『キャプテン』である。 本作では上記の要素を一切取り込まず(イガラシ、近藤、佐野など天才肌と言われる選手はいる)、何処にでもいそうな等身大のキャラクターが切磋琢磨していく様子を描くことに徹している。 ジャンプ三原則「友情・努力・勝利」があるが、特に「努力」が大きなウエイトを占めており、『キャプテン』を語る際の必須ワードとも言える。 そのため練習シーンの量が圧倒的に多く、それ以外は試合シーン、といってもほぼ差し支えない。 もちろん部活動時以外のシーンもあるが、あくまで内容は野球に関するもの。 そう、この漫画は殆どのキャラクターが全編に渡り、野球の事ばかり考えている漫画なのだ。 またこの漫画、ヒロインや恋愛要素が皆無である。 モブキャラ(観客や応援団)に女性キャラがいるくらいで、全体を通して女っ気は殆ど感じられない。 本筋に関わった女性キャラをあえて挙げるのなら、 谷口の母ちゃん 谷口にインタビューした新聞部部員(たぶん可愛い部類) 松尾の母ちゃん といった所だろうか。 この恋愛要素を一切排した男臭さが、 「美人マネージャーなんて居やしねぇーっ!!」 と、某浅倉南や西浦高校野球部を見て叫ぶ現実の野球少年や、リア充主人公に引け目を感じる読者の共感を呼ぶとか呼ばないとか。 こんな書き方をしているが、実際に読んだ方はお分かりの通り、非常に面白い作品である。 何といっても、キャラクターの丁寧な描写が最大の魅力。 ちば氏のシンプルながら味のある絶妙な絵柄により、一見地味だが個性豊かなキャラ造形がなされている。 そんな彼らが地道に、直向きに努力を重ねていく姿に感情移入せずにはいられないであろう。 また試合描写も、緊迫感ある駆け引きや、手に汗握る展開で読者を惹き付ける。 試合が終盤に近づくにつれ、墨谷ナインが泥だらけになりながら(何故か帽子にまで付いている)死力を尽くす様は圧巻。 こうして名作の仲間入りとなった『キャプテン』は1977年、『少年ジャンプ』系作品としては史上初めて、第22回(昭和51年度)小学館漫画賞を受賞するという快挙を成し遂げた。 著名人にもファンは多い。 イチローはインタビューで作中の名ゼリフを挙げたり、「自分はイガラシタイプ」と公言するほど。 芸能人ではSMAPの中居正広が有名。 番組の企画で母校を訪れた際、アニメ主題歌『君は何かが出来る』を熱唱し、生徒を総ポカーンさせた。 他には亀田兄弟や、我らが品川さん。アクの強い人ばかりとか言ってはならない。 おかげで『キャプテン』ファンは、彼らを嫌いになれなかったりする。 品川さんに至っては、 「努力というバットが無ければ、ボールは振れない」 という名言を残している。流石、品川さん。 【主な登場人物】 ここでは歴代キャプテンを挙げる。 本作は最初の主人公・谷口タカオ卒業後も、後任のキャプテンに主人公ポジションを移すシステムを取っており、近藤編まで続くことになった。 谷口タカオ 記念すべき初代主人公。ポジションはサード。後にピッチャーも務める。 中学2年生の時、墨谷二中へ転校。野球部へ入部する。前に在学していたのが中学野球の強豪・青葉学院ということで、周囲から絶大な期待を寄せられるが、実は2軍の補欠。気弱な性格ゆえ打ち明けられず追い詰められるが、大工を営む父の叱咤で密かに特訓することを決意。技術はお世辞にも上がったとは言えないが、その姿勢を先代キャプテンに買われ、次期キャプテンに任命された。 最初は優しくも頼りなげだったが、その裏では人知れず特訓を重ね、最終的には堂々たる自信と威厳を身につけた。イガラシの助言や相手チームの手法を取り入れたこともあって野球に関する戦略や偵察なども進んで行う その姿勢は自然と人を惹き付け、語らずとも皆を引っ張る、正に漢。 あまりに威厳が付きすぎて、同級生を「チンピラ」呼ばわりしたことも。 最終戦で無理が祟って指を負傷したことから野球ができなくなるが勝利のために青春の全てを捧げる姿勢はチームの団結を促した。 ちなみに、「そんなことより野球しようぜ!」のAAは彼を元にしたもの。だが、彼が実際にそんな台詞を言うシーンはない。 続編の『プレイボール』では終始主役。墨谷高校に進学後、指を酷く傷つけた事で野球ができなくなっており最初はサッカー部に入部するが野球への熱意を捨てきれずに周囲のサポートもあって復活。弱小で勝利意識の低かった野球部の意識改革に乗り出し、名門校と渡り合えるまでに底上げした。中学時代はあくまでヘルプだったピッチャーとしての実力が成長し、指が動かない事を利用したフォークボールを編み出したり治療後は速球も強くなった。 『プレイボーイ2』『キャプテン2』では3年時の活躍が描かれ、惜しくも甲子園出場は果たせなかった。その後、成績が低下した事も踏まえ父親の後を継ぐため進学せず大工修行をしようとするが教師陣の説得により予備校に通いながら墨谷野球部の監督に就任した。 丸井 2代目の主人公。ポジションはセカンド。三角頭に黒い団子鼻が特徴。歴代で唯一ピッチャー未経験。 非常に短気で、怒りに身を任せて行動してしまうことが多い。彼の代はそれが原因でトラブルが頻発した。その時はイガラシがそのフォローに入ることがほとんどであった。 尤も自分の欠点をしっかり受け止められたり、すぐに立ち直って改善策を立てる等、心の芯は強い方である。 上下関係に厳しく、礼儀がなっていなかったり、だらしない後輩(要は近藤)には容赦無い。一方で皆を気遣ったり先輩を必死で立てるなど、気苦労が多い人物。 天才でなくともチームのために人知れず努力を続ける谷口には並々ならぬ尊敬を抱いており、彼のする事に文句をつける者には怒りを覚えるほど。 また愛校心にも溢れており、自身が卒業した後も、イガラシ、近藤の代をサポート。谷口編から全編を通じて登場したキャラとなった。 原作では青葉学院を延長戦の末に破り地区大会制覇を果たしたが、ナインの疲労が大きかったため出場辞退を余儀なくされたが、小説版では初戦敗退ながらも全国出場を果たした。 イガラシ 3代目主人公。なぜか片仮名で表記される。ポジションは全てこなせるが、本作で務めたのはセカンド、サード、ピッチャー。 正に文武両道、二刀流。何が凄いかって、 上記の通り、全ポジションに適応 抜群の守備センス 小柄ながらも一発のある長距離ヒッター 速球と切れ味鋭い変化球を駆使した頭脳的ピッチング(*1) 底知れぬスタミナ(一応体の小ささから作中ではスタミナ不足…と言われてはいるが根性でどうにかしてしまう) テストの成績は常に学年10位以内 サルかラッキョウみたいな顔 etc... 「3代目」と便宜上書いたものの、谷口・丸井編でもその存在感は際立っており、彼らの最後の試合は全てイガラシが勝負を決めている程の優遇ぶり(当然、自身最後の試合も)。 そして作中でのウェイトの大半が「イガラシキャプテン時代」が占めている。 極めてクールな性格で、谷口以上に勝利の為ならどんな犠牲をもいとわない。 入部当当初は正論ながらも無遠慮な発言をすることが多くそれが元で周囲から反感を買うこともしばしばあったが、谷口や丸井の真摯な努力を目の当たりにし精神的に成長。 その冷徹さをもって丸井の代では名参謀役に。キャプテンになってからは、墨谷を歴代屈指の強豪チームに育て上げた(*2)。 実家は中華ソバ屋。そっくりで、同じく野球センス抜群の1個下の弟『慎二』がいる。 そのことから名前は『慎一』ではないかと予想する読者が多い。 近藤茂一 4代目主人公。ポジションはピッチャー、ライト。 関西出身。大きな体躯と中学生離れした豪速球が武器。 才能はあるのだが、恐れ知らずで奔放な性格も災いし、努力を疎かにしていた。特に守備は苦手を通り越して嫌い(「面白くない」、「格好悪い」とも)。またルールもあまり把握してないらしく、1年生の頃はボークやスクイズを知らず、2年生になっても「ファールフライからでもタッチアップ可能」ということを知らなかった。 ただ、それまでまともにバットに当てられた事もない描写もある事から細かいルールを 覚える必要に迫られなかった、とも言える。 更に変化球を覚えるのはキャプテンになってからである。 その分センスは絶大で、彼をどう使うかが丸井、イガラシの試練でもあった。 イガラシから「他に誰かいるか?」という理由でキャプテンに任命される(あくまでキャプテンの重圧に耐えうる人間という意味で)。 未熟な面は残るものの、セミプロで活躍した父から「自分が引退した後、どのようなチームを残すか」を考えるよう助言を受け、それまでの過酷な特訓、少数精鋭のチーム編成を見直し、新しい体制づくりに力を入れている。ただし、同級生の牧野やOBの丸井(丸井の場合は谷口の築いたスタンスを崩された事に憤りもあって)から当初は批判を受けていた。 尚、物語は春の選抜で敗退後次の大会に向けて練習する所で終わっている。 『2』では家庭教師になった大学生の相木(『プレイボール 』で谷口が一時期サッカー部に所属していた時のキャプテン)の助言を受けて練習内容も改革し、学習面でも野球部全体の成績向上にも貢献。夏の大会では全国ベスト8に終わるも、慎二や佐々木をはじめとした後輩たちに道を示した。 その後は墨谷高校に進学し、初代主人公である谷口と初対面、かつてのライバルだった井口や松川の指導を受けながら成長を遂げつつある。 正直、井口はまだしも近藤にそれなりの進学校と思われる墨谷に進める学力がある、付くかって言われると・・。 先代キャプテン 谷口が入部した当時のキャプテン。つまり本作で最初のキャプテン。本名、ポジション、一切不明。中々の男前。 周囲が谷口を持て囃す中、唯一、彼の真の実力を察知。だが同時に神社での特訓のことも知っており(アニメでは実際に目撃するシーンが追加された)、谷口のそんな姿勢を受け止めた上で敢えて厳しく接した。 そして卒業の際、彼は谷口の「周囲の期待に応えようとする姿」を評価し、キャプテンに任命するのであった。 このように、人間的には中学生とは思えないほど成熟しており、間違いなく理想のキャプテン。第一話のみの登場で、しかも名無しにもかかわらず印象的なキャラクターであった。 どうして彼の時代、弱小チームから抜け出せなかったのか・・・・。 【主な対戦校】 江田川中 谷口時代の最初の対戦相手で、この年代では1年の4番打者井口頼りの弱小チームであり、 その井口自体も「立ち上がりが悪く、投球コントロールが安定するまで時間がかかる」、「左打者には滅法弱い」等問題が多く、チーム自体の守備もボロボロだった。 その後イガラシ時代では井口の成長とチームの攻撃力の上昇によって青葉を打ち破って地区予選決勝で墨谷二中と対戦した…が守備はお粗末なままであった。 青葉学院 「キャプテン」における野球の名門であり全国各地から部員が集まってくる。 設備もプロ野球レベルの物が揃っており、球場まで用意されている。 イガラシが人物のチートならチームとしてのチートはこちらであり 谷口時代まで二軍だけで地区予選全試合3回まででコールド勝ち&全国大会4連覇達成 墨谷二中との再試合時にはOBがコーチとして駆けつけるが甲子園で鳴らした選手やプロ野球一位指名者が普通にいる。プロアマ協定とか固い事は言いっこなし 選手層もかなり厚く、丸井時代では選手交代を頻発してもチームに衰えが無かった。 …しかしイガラシキャプテン時代は春の選抜決勝で敗れてから陰りが見え始め、決勝の相手を江田川中に奪われる形で出番が終了した。 青葉の部長は初試合時は「どんな手を使っても勝てばいい」「全国大会の為にも強いチームが残るべきなんだ」と、勝利至上主義に囚われすぎた人物として描かれており(*3)、地区予選での違反(後述)が原因で墨谷二中と決勝戦を再試合した時にも勝ちに拘りすぎて、ファールで粘ってイガラシを疲労させる策をとらせたが、味方であるはずの青葉の応援団からも「逃げるが勝ちか」などと一斉にヤジを飛ばされる羽目になっていた(勿論ルールに則った戦法であるが…)。 しかし青葉学園を上記の様な戦績に導いた実力は本物かつちゃんと選手を気遣う事の出来る立派な人物でもあり、初登場時にも青葉に在学していた谷口の事を忘れていた時に謝罪した上で(飛び入りで訪れたにもかかわらず)墨谷二中のこれまでの頑張りを称えた上で練習見学を許可したり、最後の最後には選手達の好きなようにさせたり(*4)、丸井との試合ではピンチの時には青葉ナインを叱咤激励するなど責任ある大人としての側面も併せ持っていた。 【補足】 今作は連載時期が1970年代という事もあって現代とはルールが異なっている点があるので注意。 谷口時代に青葉は二軍から一軍に選手を総替えした事で14人以上を試合に出した事で全国中学野球連盟から詰め寄られる事となり、再試合を行った。キャプテン作中では(当時の)高校野球に沿った条件で行われているという設定であり、出せる選手は14人までと決められていた。ちなみに現代の出場可能選手数は中学、高校野球共に18~20人である。 9イニングまで戦い、延長戦も18回まで行われていた。現在では選手の健康面が考慮されるのか中学野球では「原則7回まで」しか試合は行われない。 追記・修正は、夜の神社で人知れずお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 正に男の漫画である -- 名無しさん (2014-09-26 12 53 19) まさに「名作」という言葉が似合う漫画 -- 名無しさん (2014-10-04 22 19 26) アニメの歌がOP、EDともにとにかく素晴らしい、知ってるのはそれだけ。でも私にはそれで充分だった -- 名無しさん (2014-10-04 23 07 35) 近藤父の優秀さ -- 名無しさん (2014-10-05 01 53 00) 谷口くんは自分には素質も才能もないって言ってたけど、人を惹きつける才能は間違いなくあったと思う。無論努力があって初めて輝くものだけど -- 名無しさん (2015-12-05 19 11 46) なんだかんだで根性がある松尾が結構好き -- 名無しさん (2016-04-09 00 07 02) 狂気的な努力の賜物だって事は解るんだが、高校行ってからの谷口の活躍見てると青葉の指導力って対した事無い?とか思えてくる。 -- 名無しさん (2016-09-28 10 11 18) ガルパンの西住みほは本作の谷口がモチーフなのだろうか? -- 名無しさん (2016-10-31 13 37 52) 「キャプテン」って物語は、谷口がチーム基礎を作り、丸井がチームを強化させ、イガラシがチームを完成させ、近藤がさらにチームを発展させようとするっていう墨谷二中チームの成長物語でもあるよね。 -- 名無しさん (2016-10-31 14 54 16) ↑2 確かにそっくりだ。本人こそ戦術と腕なタイプ(イガラシ+近藤?)だけど、敵味方限らず惹き寄せる才能はまさにキャプテンのそれ。 -- 名無しさん (2017-02-22 20 26 38) ↑4 むしろ谷口が青葉を参考にしてたんじゃないかな。二軍の補欠だろうが間近で指導を見てた可能性は高い。あとプレイボール2発売おめでとう。面白かった(小並感) -- 名無しさん (2018-01-31 13 53 51) 部員の練習後、谷口くんは遅くまで神社で練習してたな。「俺が一番下手なんだから」って -- 名無しさん (2019-11-16 10 09 18) 頑張るとはどういう意味かを色々教えてくれる作品だった -- 名無しさん (2020-06-12 21 39 02) フィクションにおけるモブの野球部キャプテンの名前が高確率で「谷口」なのは10割この漫画のせい -- 名無しさん (2021-10-27 11 32 44) ふたばでは本作の同時期の某戦争漫画がコラ素材のネタにされたけど、本作はあまりふたばのコラ画像のネタにはされていない。 -- 名無しさん (2023-03-22 19 32 03) 名前 コメント
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coming soon...
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マクロスF 全5巻 マクロスF 超次空歌巫女ランカ 全1巻 マクロスF 抱きしめて、銀河の果てまで。 全1巻 マクロスF しーくれっとびじょんず 1巻 超生徒会長シェリル マクロスF S.M.S☆物語 全1巻 アイドルはつらいよF シェリル 〜キス・イン・ザ・ギャラクシー〜 全3巻 娘ドラ◎ 1巻
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七つの大罪 信長協奏曲
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リターナーズ -赫の奇還者- リターナーズ -赫の奇還者- 望伊賦夜(ノゾミ イブヤ):岡本信彦 睦日向(ムツム ヒムカ): 藤村歩 黒野:豊崎愛生
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かってにつけて☆ミ(仮 作画:h キャラデザ:m ネタ:みんな たべたい しんくろ はんぎゃく はんのう あいのむち よだれをふけ ごごしちじ おとめごころ こうかはばつぐんだ こうかはいまひとつ あせり だうと
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書籍名一覧(あいうえお順) 銀のヴァルキュリアス、さちみりほ 書籍名を追加したいときは、上のバーの編集→ページ編集の後、 それっぽい所に書籍名を追加。わからなかったらコメント欄に書籍名を書いておいてください。 名前 コメント